エリザベスの辛口美心論

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緊急事態におけるうつ症状とPTSD【まずは自分の状況理解からはじめましょう】

こんにちは♬ 「辛口美心論」のエリザベスです

 

日本は、地震や災害がとても多い

そして、真面目な性格の人が多い日本人の国民性

世界でトップクラスの自殺大国である

 

世界中がパニックになっている今現在

精神的に不調をきたすのは、普通に生きていれば健全なことだと思う

正解を誰も持ち合わせておらず、

大勢の人間が一気に向かう方向を見失いそうな時

不安に押しつぶされそうになるのは、誰にでも起こること

 

今回は、不安との向き合い方とうつ症状とPTSDについて

お話していきたいと思う。

 

なぜ今こんな話をするかというと、

これから日本がイタリアやニューヨークのような状況になった時に

日本の国民性を考えると、感染症より精神的に苦しむ人数が多くなると想像できるから

 

先を見越して、心のガードが出来れば

考え方の認知を方向転換して、不安は横に置いておいて

未知の病原体と、戦地のような状況下でも前向きに戦えるから

 

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【もくじ】

 

不安との向き合い方 

人間は、習慣が変わることに不安がある

慣れ親しんだ習慣は変えるのが難しい

この「習慣」は、変えるのはとても苦しい。

けれど、変えられる

変えられない状態の習慣は「依存」「執着」になる

 

今回、日本中の誰もが体験したことのない、「外出自粛」は

この「習慣」を狂わせ、破壊する

日本人特有の真面目さにより、「習慣」を我慢により押さえている

ただこれが、「依存」「執着」の場合は止められていないのが現実

「ギャンブル依存」のパチンコは代表例である

 

何か制限を設けられたときこそ、

依存症は、逆に自分で自分を制御できなくなってしまう

周りのサポートと、気を紛らわすものが必要である

 

習慣変化による不安

習慣を変える不安は誰にでも起こることである

行動経済学現状維持バイアスがはたらくからである

 

状況の変化によって起こるマイナス面ばかりが、

目につくので不安なる

 

人間は、なぜか楽観的な部分があり、

「今までが大丈夫だったのだから、同じことをしていればこれからも大丈夫」

考えがちな生き物なのである。

冷静に考えれば、これだけ変化の激しい時代に

変化しないで生き残れるわけがないのだが、変化の方が怖いのである

 

会社に行かなくて良い、テレワークへの移行が

習慣の変化に伴い、変化への恐怖が増大する

人間関係を基準に仕事をしてきた人にとっては、もどかしさが不安になる

 

いつも行っている趣味が制限されて、どう生き抜きしたら良いか分からない

 

こだわりや執着が強い人ほど、目まぐるしく状況が変わる緊急事態時には

不安やストレスが膨らんでいく

 

未来に対する不安

見えない未来に対して、悲観的に考えれば考えるほど

人は不安になるように出来ている

 

目に見えないもの、分からないものは、本能的に怖いのである

 

・仕事がなくなるのではないか?

・生活できなくなるではないか?

・人間関係や付き合っている人と上手くいかなくなるのではないか?

 

分からないものを追い求めると、人間の本能の危機意識から

マイナスの想定が膨らんでいってしまう

 

人間の脳は不思議なもので、

潜在意識の中では

「実際に起きたこと」と「リアルに想像したこと」の

区別がつかないことがある

 

あなたの思い描く未来が不安でいっぱいになった時、

少しづく、メンタルに影響していく危険性がある

 

うつ症状

 

緊急事態時の不安から起こるうつ症状は、イライラから始まることが多い

今回は特に、外出できないことで発散方法が少なく、

気分転換も簡単には難しい

 

特に、ストレス状態が強く、不安感がある時は、

自己コントロールが必要になってくる

自己コントロール感とは、

自分の思いのままに、行動できる実感・体感があること

 

叫んだり、動いたり、自分の好き勝手にすることで、

「憂さ晴らし」のようにして、現実逃避を行うと和らぐことがある

現状は、これを行うことは難しい

家庭内暴力やDV、虐待もこのイライラ状態からきている

 

症状が進行すると、眠れなくなったり、食欲不振、または暴飲暴食

気力が低下し、無気力、自己肯定感が低下していく

 

不安を別の場所に置いておく方法

ここまでうつ症状が出る前に、不安との向き合い方を考えたい

 

まず大事なことは、

不安は期待の裏返しの感情である

つまり、

期待している未来が、変わってしまう恐怖が

不安なのである

 

なので、今の状況下では「先を考えない」「未来に期待しない」方が良い

世界で有名な経済学者も化学者も、政治家も

誰も今の状況とこれからの未来を予測できない

 

そして、情報として流れてくるのは、

危機管理の観点で、「最悪のシナリオ」が防衛のために流れてくることが多い

 

つまり、自分の心を守るために、どちらかを選んでほしい

①情報の遮断

②徹底的に情報を集める

 

①は不安をあおる情報は遮断する方法

生活のために必要な情報は知らないと不便だが、

不安をあおられることで、メンタルのバランスを崩すのであれば遮断する

 

②中途半端な情報が、一番マイナスの想像力を働かせてしまって恐怖値が高い

であれば、学者ばりに、徹底的に客観的な情報を集めて、

確度の高い情報で、本気で推論しよう

 

統計と数値の世界で、刻一刻と変わる状況を推論していると

だんだんと冷静に物事が見えてくる

 

不安や恐怖は自分事として感じるとやっかいだが、

冷静に他人事として眺めてみいると、案外怖くなくなるものだ

こんな時だからこそ、落ち着いて冷静でいよう

 

メンタルの病の根底

人が心を病むときは、意識が自分に向いている時だけだ

どうしようもなく、落ち込みそうになったり、

気分が落ち込んで止められない時は、

全力で誰かをサポートしたり、相談にのるのが良い

 

自分に向いたベクトルをやめて、

他者のために必死に考え何かをしていると、和らぐのである

利己思考から利他思考になると、人は癒されるようになっている

 

ひとりでお家にいて、心が苦しくなった時は、

余裕がなかったとしても、「誰かのために何かしよう」

 

PTDSにならないために

PTDSについては⇓関連記事を読んで頂きたい

 

erico2beauty.hatenablog.com

 

これから日本が、イタリアやニューヨークのようになった場合

PTSD心的外傷後ストレス障害)が確実に増えるだろう

 

PTSDは、身近な人間の死によっても発症する

東日本大震災でもPTSDの発症は多かったが、

実はPTSDは「後悔の病」でもある

 

「あの時○○していれば」

「もっと○○できていたら」

その時の後悔が、フラッシュバックを引き起こす

同じ後悔の記憶が、鮮明にグルグル繰り返す

大切な人を守れなかったことは、その人のせいじゃない

 

日本人は、まじめで、責任感が強い

そして、「因果応報」や「○○したらバチが当たる」など

「悪いことが起こるのは、悪いことをしたからだ」思考が根付いてる

この思考が、自責感や自罰感を高めてしまう

 

自分には不可能なことであっても、

「助けられなかったこと」への自責の念に苦しみ、PTSDに近づいていく

 

今回の新型コロナウイルスで、イタリアやニューヨークのように

日本も医療崩壊をし、大勢が亡くなったとしたら、

東日本大震災以上に、PTSD患者は増えるであろう

 

■身近な人の死

■自分が大事な人を感染させてしまって、その人が亡くなった場合

■病院が戦争の野戦病院のような状態を目の当たりにする

■治安の悪化による暴力

 

自然災害より、言い訳のきかない人災の方が心へのダメージは大きい

そして、

人に感染させてしまうことは、明確に自責の念になる

 

そうならないように、今こそ行動変容する意義がある

PTSDを発症すると、人生は完全に変わってしまう

自分も周りも守る行動を

 

 

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