エリザベスの辛口美心論

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コロナ不安は共感性の高さ【おうち時間は1日1度心をロックダウンして守ろう】

こんにちは♪ 「辛口美心論」のエリザベスです❤

 

おうち時間は何をして過ごしてますか?

なんとなく、不安になったり、

いつもと違う時間の流れに、眠れなかったり、疲れたりしていませんか?

 

コロナうつなどの言葉も出てきていますが、

うつ傾向のスタートは不安から始まります

 

今の世の中の状況を考えれば、

不安にならない人の方が珍しいですよね?

ただ、「なんだかわからない不安」というのが、人間は怖いのです

うつ症状が出てしまうほど、「未知の不安」は恐怖です

 

なので、今回は感情と共感という部分から「不安について」

語っていきたいと思います

「理解できた不安」は対処法が必ずあります

知ることで、すこしホッとして頂ければ、幸いです

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【もくじ】

 

不安という感情とは?

人間の感情には、「純粋感情」という8つの感情があります

下記の図の「プルチックの感情の輪」の表でいうと

大喜び・憧れ・恐怖・感嘆・悲痛・大嫌い・激怒・警戒

 

この8つの感情は、感情の中でも強く感じます

図の外側に行くにしたがって、色が薄くなっていくように

感情の感じ方が弱くなっていきます。

これが、感情のグラデーションです。

 

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人の感情は、感じ方に強弱があるという事です

そして、今回注目してもらいたいのは、

8つある純粋感情のうちの、

6つがマイナス感情、2つがプラスの感情ということ

つまり、人は良い感情の3倍、不快な感情があるということ

 

人間は、生存を続けるための危機意識として、

自分を守るための不快の感情が進化したのです

そして、人間の記憶能力も同様に、危険から身を守るために

イヤな記憶の方が、より強く長く記憶に残るようになっています

 

「感情の輪」で不安という感情は、

「恐怖」という感情より、すこし弱まった感情としてあります

恐怖は、具体的な対象物に対しての感情の状態ですが、

不安は「漠然としもの」に対しての感情になりやすいです。

 

恐怖は、具体的な対象がある分、「逃走か?闘争か?」など

行動に直結し、爆発的な感情の分、体感時間は短く済みます

不安は、終わりの決めてがないため、体感時間が長くなります

 

不安がいつ解消するのか不安になり、

終わらないかもしれないと不安になり

なんだかわからないけれど不安になる

不安は継続し、不安要素が連鎖を起こす

 

現状はどんな感情の状況か?

そして、今回のコロナのパンデミックについて考えてみましょう

 

■得体のしれないウイルスによる不安の継続

■毎日変わる状況への感嘆や驚き

■医療従事者の悲痛な思いや・感染死亡者の家族の悲しみ

■普段とまるっきり変わってしまった生活への嫌気や退屈

■ぶつけようのないもどかしさへの苛立ち

■日々悪化するかもしれない状況への警戒と予測

 

8つの純粋感情のうちの、

6つのマイナス感情が毎日フルに活動状態になります

 

いつも行っている、ストレス発散方法や気晴らしが出来ない中で

恐怖・感嘆・悲痛・大嫌い・激怒・警戒ばかりが続けば

「なんだかよく分からないけれど」という

気分の落ち込みや、やりきれない状況になります

 

マイナスの感情ばかりを、発散しないままに蓄えてしまった状態です

マイナス感情の共感性

そして、良いことでもあるのですが、ある意味困ったことに

人間はマイナスの感情への共感性の方が高いのです

 

なぜなら、共通性が高いからです

例えば、全く知らない人が亡くなったとしましょう

その人には、大切な家族がいます

誰にだって家族がいるので、その人の悲しみを想像するのは簡単だからです

 

災害で家を失った

これも、もしも自分だったらと置き換えて考えやすいのです

価値観が違ったとしても、恐怖や感嘆や悲痛などのマイナス感情は起こります

 

逆にいうと、大喜び・憧れ

などのプラスの感情は共感性が低いです

 

幸せに関しての価値観が、千差万別のように

何で喜ぶか、何をほしいと思うかはたくさんありすぎて共通しにくいのです

 

また、別の言い方をすれば、

生存という意味で考えると、好きなものや嬉しいものは嗜好なので、おまけです

同じである必要性がないとも言えます

 

この共感性は、共感力の強い女性の会話に例えると分かりやすのですが

のろけや幸せな話は、その人固有の幸せ感なので話は盛り上がりません

逆に、彼氏や旦那の愚痴や文句は、

経験があり、共通性が高いため、誰でも出来て共感できます

 

女性は共感によって、キズナを深める性別なので、

残念なことに、マイナスの話題の方が結束力が強まってしまうのです

 

今回のコロナパンデミックは、

毎日流れるニュースや、現代だからこそ起こる情報の波が

マイナスな感情を発信し、それに共感することによって不安が増幅してます

 

「不安を見て、共感して不安になる」という状態です

 

 コロナ不安を解消する方法

 極論になってしいますが、2つあります

 

1つめは、不安というのは、不明なことから派生します

なので、専門家のように、がむしゃらに調べたり、情報を見て

自分の中で客観的に、冷静に、考察すること

 

不思議なもので、当事者としてみると不安になる情報も

研究のためや論文のためなど客観的にまとめようと思うと

どこか他人事になり、冷静になれます

情報に物理的には急接近しますが、精神的には遠のきます

 

もうひとつの方法は、心のロックダウンです

1日に1回生活に必要な情報だけ、ピックアップして、

その他の情報はロックダウンします

 

そして、おうち時間での毎日のルーティーンを決めて

規則正しい生活・行動をします

心が疲弊し、不安で苦しくなるよりは

ロングバケーションだと割り切って、とことん好きなことに熱中しましょう

 

 

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