エリザベスの辛口美心論

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【ダイエット要注意】痩せ姫の現実、過食と拒食「美しいの基準を本気で考える」

こんにちは♪ 「辛口美心論」のエリザベスです❤

 

美容・ダイエットが大好きすぎて、職業も美容系であるエリザベスですが、

最近の若い子の「やりすぎ感」のあるダイエットに

危機感を感じる

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実は「痩せる」のキーワードは

「美容」と「心理(精神の病)」の両方に属している。

 

美しさも追い求めすぎると、病の診断がおりる

なんでも、「ちょうど良いレベル」を越えると、

精神的にも、肉体的にも危険領域にすぐ踏み込んでしまう。

 

実は、私は美容業界に入る前は、少しモデルなどの芸能の仕事をしていた。

周りが痩せていることが当たり前で、意識しないでもどんどん痩せた。

身長160センチ、44キロくらいが一番仕事があった。

38キロ以下になったときに、「不健康に見える」という理由で仕事が激減した。

 

ファッションモデルの衣装は、基本9号で用意される。

そのときの私は5号がぴったり。

仕事は楽しかったのに、引退した。

今ではちゃっかり、30代らしく「空気でも太るよね?」

迷信でないことを実感している(笑)

 

自分で、自分がベストに美しいられる状態を

具体的にどんな状態であるかを考えてみてもらいたい

 【もくじ】

 

美の基準はどこにある?

今、ダイエットしてますか?

年中している人も多いと思う。

「自分を磨く」という意味で、

女性にとってダイエットは努力であり、

「自尊心を高める」「自信をつける」ことが出来る。

そう、美しくなることは良いこと。自分を客観的に見れているうちは・・・

通い放題

 

「どうなりたいか」は明確ですか?

「彼氏(好きな人)が痩せた子が好きだから」という理由は、危険度【中】

◆彼氏に依存度は高いけれど、

 痩せすぎてしまう前に彼氏が止めてくれる可能性がある

 痩せてる子がいいと言いながら、胸がなくなるのは嫌な男性は多いけど(笑)

 

◆彼氏と別れたら、通常の状態に戻れる可能性がある

 ただその彼氏との別れが「痩せないことを責められた」であったとしたら・・・

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「自分が目指すところまで痩せたい(自己満足型)」は、危険度【高】

◆人間は欲深い。目指す目標を達成したら、

 良い意味でも悪い意味でも、向上心でもっと細くなろうとする。

◆食べるのをおさえる ⇒ 食べなくなる(意思) ⇒ 食べられなくなる(不可能)

 人は3大欲求である食欲を無理やりにおさえると、精神の安定感を失う

 

  食べること = 生きること

 

自分が現状どうゆう状態にあるのか、認識出来なくなる前にストップ

このタイミングでストップ出来ないと、

「一生、摂食障害と付き合うことになる」ので、現実を知っておいてほしい

摂食障害

もちろん、自分が摂食障害になりかかっていたこともあるし、

美容を仕事として、お客様に接するために、心理学やカウンセリングを通して学んだ。

一番、リアリティがあり衝撃だった本を紹介しようと思う。

「痩せ姫」

すごいタイトルだと思う。

 

「痩せられるなら、摂食障害になりたいなぁ~」と軽く考えられるうちは、

あなたは摂食障害にはならない。

安心して大丈夫です(笑)

摂食障害は、心の病と併発し、死に至ることもある病気である。

 

摂食障害の原因

痩せ姫の心理には共通して愛情への飢えが潜んでます

幼少期の虐待や痴漢、性犯罪は、

摂食障害になる原因になる

なぜか?

◆女性らしいふっくらした体型は、性的対象としてみられることが多い

 性的対象として扱われる、見られることへの拒絶

 

◆女性の脳の中の、「満腹中枢」と「性」を感じる部分は近い

 満腹になる = 性欲を感じやすくなる 

 ⇒だから食べない (性を感じることの拒絶)

 

◆食べること = 生きること 

 食べることを拒否 = 生きることを拒否

 

幼少期、思春期でついてしまった心の傷は、

潔癖なほどに、生きることを拒む

過食症

「彼氏に振られたからやけ食い」は一時的なもの。

 

過食症の痩せ姫は、「痩せたい」けれども、

心の苦しさを埋めるために大量に食べてしまう。

 

なので、「多量に食べて、すべて吐く」を繰り返す

心の満たされない部分を埋めるために食べるのに、

自力で食べた分を嘔吐する

 

人間が吐き出すという行為は、異物を飲み込んだ時にすること

「食べたいけれど、食べたら吐きたい」というダブルバインド

相反する行為ではあるが、

「心は満たされたい、身体は太りたくない」

という素直な意思

 

吐くという行為は、実際ものすごく体力を奪い、精神をけずる

胃液の逆流により、歯も溶けやすくなる

周りからみると、沢山食べているのに、どんどん痩せていく

 

拒食

はじめは、思春期のダイエットがスタートのことも多い。

ただ、食べるのを減らし、食べられなくなるにつれて、

正常な判断が鈍っていくこともある。

 

身体醜形障害または、醜形恐怖症の併発。

 身体醜形障害とは、自尊心の低い状態で、身体の美醜に極度にこだわる症状

 

実際は、もうすでにがりがりであっても、

本人には、鏡に映った自分が醜く見えることで、減量を継続する

底知れない不全感や、自己評価の低さが、本人を追い込んでいく

 

私もどちらかというと、拒食ぎみだったけれども、

当時は自分のことを「ちゃんとダイエットに成功した人間」という

自己評価で、お医者さんに指摘されるまで、危機感はなかった。

 

これが、痩せ姫独特のメンタリティーなのだと思う。

「私は大丈夫。自分の望む通りに生きている」感覚から

摂食障害が悪化すると、体調や精神的にも生きているのが辛くなる。

 

心の病

昨今の日本は、心の病は増加傾向にある。

逆説的な言い方をすれば、私は良いことだと考えている。

 

その理由は3つ

①心の病に対する認知の向上、偏見の低下

②心の病を発症した可能性があるときに、病院を頼れるようになった

③日本の高い自殺率を考えると、病の診断で救われる命もある

 

少し前までは、精神科でも「名もない病」がたくさんあった

名前がないということは、苦しんでいても説明できず、周りに認識してもらえない

「怠けてる」や「心が弱い」など、精神論で責められることは

日常茶飯事だった。

 

だが、現在は、原因なども含め病気の診断がされることで、

社会保障の確立や周囲の人への認知度も上がった。

 

心の病の一番の辛さは、辛さを理解してもらえないことだから

たくさんの人に知ってもらい、好奇の目で見られない社会が

苦しんでいる人を癒すのではないだろうか?

「痩せ姫」より

痩せ姫は、死なないために、病んでいる

生き延びるために、痩せることを選んでいる

 

■突発的に死んでしまわないように、痩せ姫は病んで、

 生と死の間をもがいている。

 辛い現実とのはざまで、なんとか生きることを選択するために、

 「痩せる」という方法を選ばざるおえないから、選んでいる。

 摂食障害の根底にある心の苦しみをストレートに表現していると思う

 

10代・20代のダイエットの影響

摂食障害のことを知って、今、度を越えたダイエットをしている

10代・20代はどう思うのだろうか?

 

「今さえ良ければ良い」と思っているのなら、私は止めたい。

この考えそのものが、摂食障害うつ病の併発している状態に近いから

「先の未来に希望が持てない」としても、

このままだと、未来も辛い思いをしてしまうよ

 

もし摂食障害になってしまったら

・食事への恐怖  ・体力低下  ・強迫的な過活動

・整理の停止   ・手足の冷え ・体毛の増加

 

たくさんの体調不良が同時におこってくる。

そして、疲れや倦怠感の中で毎日を過ごすことになる。

美容的デメリット

 ・皮下脂肪が減り、顔のたるみから老け顔になる

・表情筋が衰えて、頬がこけて、シワになる

・脂質、ビタミンAが不足して、乾燥・くすみの原因に

 

身体だけではなく、内部の加齢が加速して、

30~40代で老婆に見える

 

あなたの求める細さは、本当に美しいだろうか? 

 

私の考える美しさ

 痩せたいという思いを、健康的な美にむけてほしい

 

3大欲求(食欲・睡眠欲・性欲)をありのままに受け入れて、

苦しい自分自身も、ありのままに受け入れて

出来れば、健康的にダイエットを楽しんでほしい

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短期間の美しさではなく、永遠に続く美しさを目指しましょう

 

「自分を大切にできる人」が笑顔でいるときが、

私は一番美しいと思う。

 

読んで頂き、ありがとうございます。

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